【小ささは正義】極小SIMフリーケータイの Niche-Phone-S を使って見た。
こんにちは。
2回目の記事は、今週買ってみた極小ケータイのNiche Phoneを紹介したいと思います。
今回このケータイを買ったのは、音声かけ放題のSimを入れてみようと思ったからになります。普段iPhoneXを持ち歩いているので、本当に邪魔にならない電話のみで小さいものを探してみました、ケータイ 小さい 軽いで検索したら、真っ先にこれが出て来ました。futuremodel.co.jp
ビックカメラ実店舗で在庫があったので買いましたが、大体税込11000円の10%ポイントで、実質1万円程度です。色は、白と黒の2色展開。今回はバックの中で見つかりやすいように白を選びました。残っていた在庫数を除くと黒のほうが多く残っていたので、白のほうが売れているのかなというような気がします。
ほかにも、Jelly Proという60g前後のAndroidスマホがあったりと、ようやくこういう隙間を埋める製品が出てきました。中国の不正携帯メーカーが力をつけ、表の世界に出てきた効果な気がします。
開封して触ってみて
早速開封。どうみてもガラケーの感じですが、実際はAndroid4.2ベースだそうで、3Gのみですがテザリングなんかもできちゃいます。SimスロットはNanoSim1スロットで、SDカード等もありません。重さはたった38g、厚さはさ6.5mmと驚きの大きさ。
バッテリーは550mAhと2000年前後のガラケーなみ。これでAndroidのっけて大丈夫なのか?って心配になりますが、ELディスプレーを載せたりメモリを512MBにしたりと工夫された設計で、公称72時間の待ち受けとなっています。
Androidを全く感じさせない作りで、sim経由以外電話帳のインポートも出来ないので、久々の手入力を余儀なくされるし、日本語変換は不思議な感じだし、中華ベースな雰囲気満載な端末です。
せめてテザリングで繋いだスマホのアプリから電話帳の同期とかやってほしかったです。
みためはこんな感じ、名刺より一回りも小さい恐ろしいほど小さい携帯です。PHSで出たフリスクサイズのやつに匹敵するかもしれません。
Docomoのムーバ時代にPreminiなんかを持っていた人は、大きさこそ変わりませんが薄さ軽さを体感して欲しいと思います。
充電は、MicroBから独自形式に変換するコネクタ経由です。付属は1個しかないのでちょっと不便です。別途買えるかどうかもわかりません。というか売ってて貰わないと困る。qi対応だったら感激でした。数日使ってみた感じでは、通話10分程度で2日は持ちそうな感じです。かけ放題プランなので、普段転送しておいて、かけるときだけ電源を入れるなんて使い方もできそうです。
電源を入れ立ち上がるまでは15秒程度。開発者の頑張りが垣間見れます。
ちょっと残念なところは、無線周波数の対応は3Gの2GHZのみ対応なので、ソフトバンクとDoCoMoの人しか使えません。
しかも今回使ったのはソフトバンクの3Gなので電波の掴みは悪く非常に不便です。移動中はちょくちょく圏外になります。
ソフトバンクのプラチナバンド900Mhzやドコモの800Mhzも対応しておいてほしいとは思いました。
スピーカーも薄型を使っていると思うので、音質は悪いです。相手の声はムーバ時代の感じになり、名乗られないと声で誰だかわからない恐れがあります。相手側にどう聞こえているか聞くのを忘れてしまったので、マイクの性能は不明ですが、いいものではないでしょう。きっと。
機能は、通話、SMS、音楽再生、ICレコーダーです。
USBのPC接続で、マスストレージで認識します。
フォルダ構成は普通のAndroidな感じですが、特に使い道はないと思います。解析次第では、電話帳書き換えとかできるとよいのですが。。。
とはいえ、PhoneringsフォルダにMIDIファイルを入れると、なんとそのまま着信音になりました!!この作りは好印象。
PHS時代を思い出します。ノスタルジーです。でももうMIDIファイルなかなかありません!
同時和音数は不明です。もう誰も今は興味ないんでしょう、マニュアルにもホームページにも記載はありません。
ストラップをつけるところも用意されていて、自動でキーロックもかかり何気に抜け目ない設計です。
不要な部分を思いっきり切った、名前な通りニッチな層に受けそうな電話機でした。
悪いところばっかりにも見えますが、この小ささは最強です。電話でおそらく半年以内になくす自信があるサイズですが、無くなるまで使い続けようと思います。