ケータイ新書

新しいケータイ好きな管理者が、いろいろ使ってみて思ったことを勝手に上げていくブログ。

【ささやかな抵抗】テザリング有料化によるSoftBankのiPhone8の黒SIMの値上がり対抗策!!

はじめまして。初の投稿で文才もないので読みずらいと思いますが、何かの参考になればと思いブログを始めてみました。

 

今回のテーマ

 キャリア各社のテザリングオプション有料化に対抗するぞ!

 

 大手携帯電話会社は、格安シムに対抗するため携帯の月々割引や半額免除(ほんとうは免除じゃないし、残価設定型ローンに他ならないがその話は別途)など、結構な施策を行い安く提供されています。

 今回私が契約した、ソフトバンクのIphone8も、総務省のお達しとは裏腹に一括0円で月々割が2年間つく、実質価格でいうと「マイナス7万円」くらいの商品です。

 iPhone8割引き騒動は、昨年10月末頃からはじまりDoCoMoKDDISoftbankのように広がっていった気がします。SoftbankはiPhone7の処分が終わらず参戦に遅れたようで、私は、昨年末にようやくSoftbankも廉価販売し始めたものを手に入れました。

 月の価格は、光セット割、家族割、毎月割、古いAndroid端末の下取り等で、5分かけ放題、50GBのプランで3079円という格安な案件です。

 一見超親切なプランにも見えますが、Softbankのしたたかな戦略があり、50GBの下のプラン20GBや5GBにしてもほとんど値下がりしないという、裏話がります。例えば、テザリングオプションは、5GBまでは当面無料です、しかし、20GB(今年5月までは無料)、50GBは500円割り増しです。さらに、50GBのプランは家族割引があり最低1500円最大2000円を各回線から割り引く施策もあり、2回線以上契約すると、逆転現象を起こします。

 20GBや50GBもの大容量をiPhoneだけで使用するのは、ヘビーな動画ユーザーでかつ外出が多い人以外ほぼ不可能な数字です。しかし、今回AUSoftbankは当面無料で会ったテザリングオプションを有料化してきたのです。大容量を安く提供せざるを得なくなったため、別の名目でお金を取るということなのでしょうが、テザリングを有料化する根拠が箕臼なので不満があります。

 そもそも、データ定額ではなくなり、容量制限をかけて販売している時点でユーザーはすべてのデータ容量を使う権利があり、テザリングで通信しようが、本体で通信しようがキャリアの通信への影響は全くありません。本来は公正取引委員会あたりが不当な販売方法として取り締まりをしてほしいところですが、大企業にはなかなか手を出さない現状もあるので期待できません。

 抗議をすることもいいのですが、手元にSIMがあるのでこの使い道を考えテザリング費用をカットしようと思います。

 

実際にやってみる

 というところで、ようやく本題ですが、実はテザリング設定や契約は本来不要な設定なんです。AppleiPhoneを販売する際に、キャリアの収益向上のため、テザリングというメニューをわざわざ作成し、3G以降の通信設定で必要なAPNと呼ばれる設定を通常の通信とは別にもうひとつ設定できるようにしたという事が発端になります。

 iPhoneは、テザリング機能のON/OFFをSIMカードによって強制的に変更できるので、キャリアは、テザリング契約がないSIMについて、そのメニューを消すことで、テザリング通信をさせないこと(嫌がらせ)ができるのです。国内販売のAndroid端末のも、メーカー側がキャリアに忖度をしているので、テザリング時のAPNの設定を変更できず、大手三社のオプションサービスがないとテザリングできないようになっています。

 そんな状況ではありますが、以上を状況を考えると、単純な話、国内キャリアから販売されていないiPhone以外の端末であれば、テザリングオプションなしでテザリング可能でないのか??という事になります。

 ということで、今回の実験用に用意したのは、スマホではないのですが、テザリングができる。というかテザリング専用ともいえる、モバイルWifiルーター

               HUAWEI E5377

を使用します。

 中古で3980円だったので、大変安いことと、スペック的にLTEで2Ghz(band1)と900Mhz(band8)のメイン帯域に対応したのが一番の理由です。中華製という事と、共産党幹部が経営に絡んでいるという噂で、同社製品は米国では原則利用禁止になっています。個人的な利用では特に不利益もないとは思いますが、十分気を付ける必要があるかもしれません。

 この製品登場が古いせいか、SIMがフルサイズのSIMなので今回はNanoSIMアダプタを利用しています。

 電源をいれ、メニューを表示します。

初期の本体のIPアドレスが192.168.8,1と特殊な感じで慌てます。(裏ブタ剥がしたところに書いてあったのでわかりましたが、いかに中国人が「8」を好きかと思い知らされました。)

 設定を、SoftbankiPhone用APNの設定を入力します。(ググると結構出てきます。正式な発表があるわけではないので、お約束ではありますが、自己責任での内容になります。)

 あとは、ユーザIDやパスワード、無線LANSSIDやパスワードを入れておしまい。

電源ON!!!!!

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立ち上がって約10秒、あっという間に電波を拾いました。感度は小さいながら良好です。iphoneでの通信も良好。

テザリングオプションなんて関係ないじゃない?って思うほどかんたん。

 

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MicroSDでデータストレージにもなる感じです、32GBまで対応とのことですが、使う気はありません。(ファイル名やHASHくらいは勝手に送信されちゃってもいいという方はぜひ実験を)

 

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パソコンにテザリング。通信速度は、おおむね8Mbpsから50Mbps程度、実用十分。        

 

結果発表

 テザリングオプションって一体なに?

 

 って、思うほど実体のないサービスでした。この方法をとれば、とりあえず月500円余分に取られないで済みそうです。

 こんなことしなくても済むよう、キャリア各社さん、平等できちんとした料金体系とサービスを提供してください!